[ソウル14日ロイター] 韓国のハイニックス半導体と欧州の半導体大手STマイクロエレクトロ
ニクスの中国合弁会社は、新しいメモリーチップ製造ラインの建設に協調融資(シンジケート
ローン)で7億5000万ドルを調達した。ハイニックスが14日明らかにした。

 ハイニックスとSTマイクロは、高成長を続ける中国の半導体市場にアクセスするため、20億ドル
投入して共同で江蘇省無錫にメモリー製造工場を建設した。

 ハイニックスが韓国証券取引所に提出した書類によると、両社の合弁会社であるハイニックスST
半導体は、19の金融機関から期間5年の7億5000万ドルの融資を受けた。中国商工銀行[ICBC.UL]も
これら金融機関に含まれているという。

 ハイニックス関係者によると、調達した資金は12インチのウエハーライン新設費用に充てられる。
同ラインは現在建設中で、10月から量産を開始する見通し。ただ両社は新ラインでDRAM(記憶保持
動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)を製造するか、デジタルカメラや携帯音楽プレーヤー
に使用されるNAND型フラッシュメモリーを製造するかはまだ決定していないという。

>>2に続く


▽News Source REUTERS 2006年06月07日水曜日18時09分
http://today.reuters.co.jp/news/articlenews.aspx?type=technologyNews&storyID=2006-08-14T142258Z_01_NOOTR_RTRJONC_0_JAPAN-224589-1.xml
▽Hynix Semiconductor, Inc
http://www.hynix.com/
▽参考
【半導体】韓国ハイニックス:中国子会社が約870億円借り入れ-5年間 [06/08/14]
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003011&sid=ajmB7XuEi1Vs&refer=jp_asia