【社会】大分の夫婦殺傷、中国人・韓国人元留学生3人に無期・懲役14年判決
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0001おむらいすはんばあぐφ ★
2005/04/15(金) 15:30:22留学生の身元保証人になるなど「留学生の父」と慕われていた大分県山香町の建設会社会長、
吉野諭さん(当時73歳)夫妻が2002年1月、元留学生らに殺傷された事件で、強盗殺人罪など
に問われ、死刑を求刑された当時少年の元中国人留学生(22)ら3被告に対する判決が15日、
大分地裁であった。
鈴木浩美裁判長は「殺意は認められない」とし、強盗致死傷罪の適用が相当としたうえで、元留学生
と元韓国人留学生金ミン秀(キム・ミンス)被告(29)に無期懲役(求刑・無期懲役)、元中国人留学生
安逢春被告(26)に懲役14年(同15年)を言い渡した。(ミンは王へんに「文」)
鈴木裁判長は、3被告の殺意を認めなかったことについて「包丁は持っていたが、キャッシュカードの
暗証番号を聞きだそうと、脅すために用意したもので、被害者が悲鳴を上げたり、抵抗したりしたことは
予想外だった」と述べた。
判決によると、3被告は主犯格の元中国人留学生朴哲(24)、同張越(26)両容疑者(いずれも国際指名
手配中)と共謀。2002年1月18日未明、金を奪う目的で吉野さん宅に押し入った。
就寝中の妻恵美子さん(75)は刺し身包丁で胸や腹を刺されて重傷を負い、恵美子さんを助けにきた
吉野さんは腰を刺されて失血死した。
死刑を求刑されていた元留学生は01年12月26日にも朴容疑者と共謀、大阪市内のホテルで風俗店
アルバイト女性(当時35歳)を殺害したとされる。
検察側は論告で、死刑を求刑した元留学生について「わずか約3週間後に、なんら躊躇(ちゅうちょ)する
ことなく再び強盗殺人事件に加わり、犯罪傾向はもはや矯正不可能な程度に深化し、固定化している」と
指摘。「金銭欲に負けて恩人を殺害し、人としての良心を持ち合わせていない」として極刑を求めていた。
3被告の弁護人は最終弁論で、主犯は国際手配中の2容疑者で、3被告は従属的な立場だったと主張。
「事前に吉野さんの殺害を計画する話し合いがなされておらず、殺人の共謀はなかった」と争っていた。
吉野さんは、旧満州(現中国東北部)で暮らした経験から、留学生の世話を始め、30人以上の身元保証人
になるなど物心両面から支援、「留学生の父」と慕われていた。
遺族は「事件を風化させず、刑事裁判では求めることができない謝罪を民事で求めたい」として5人を相手取り、
損害賠償を求める訴訟も大分地裁に起こしている。(読売新聞)4月15日14時26分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050415-00000007-yom-soci
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