【芸能】深田恭子　勝ち取った第一線の座 (ゲンダイネット)

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「慣れ」とは恐ろしいもんだ。

　シリーズ第１弾では、あれほど違和感を感じた役柄だったのに、今クールの第２弾は、
なんだかサマになって見えてくる。「富豪刑事」（テレビ朝日）の深田恭子（２３）だ。

「たった数億円で人を殺すなんて」――もともとかすれ気味のハッキリしない声。
それを口先だけでしゃべるもんだから、どうもスンナリ入ってこなかった。
「大富豪の孫娘の新米刑事」という設定はアリとしても、プロの女優として、あの発声はいかがなものか、
と考えさせられたものだ。ところが、聞き慣れてくると不思議なもので、あのフニャフニャしたしゃべりがかえってファンタジー感を醸し出している。

　ドラマ直前は“逆風”の中だった。ＴＢＳがテレビ放送５０周年を記念して制作したドラマ「赤い衝撃」で
主役を演じ、ボロボロの戦果（９．３％）だった。事務所の大先輩・山口百恵が７０年代に演じた話題作で、
ＴＢＳが大々的に宣伝を打ったにもかかわらず、である。さらにみっともない欠陥もさらけだした。
当初、予定されていた役どころは陸上選手。ところが、どう見てもアスリートには見えないポッチャリ体形なため、スケート選手に変更された。

　プライベートでも“騒ぎ”を起こしている。かつては東山紀之、野島伸司らとウワサになり、
つい最近も、「くりぃむしちゅー」の有田哲平や、事務所の後輩・内田朝陽との“お泊まり愛”を撮られた。
一般の男性とも頻繁にデートしていて、写真誌記者の間では「ツーショットならいつでも撮れる」と
言われるほど、派手な交際ぶりと脇の甘さを見せている。だが、この一連の“騒ぎ”は結果的に
彼女に大きなプラスをもたらした。アイドルから脱皮した彼女に制作者たちが興味を持ったのだ。

続きは>>2以降

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