【野球】玉置成実のいとこ、阪神・玉置隆投手初の1軍抜てき…中継ぎとして期待

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チャンス到来や。
プロ２年目の阪神・玉置隆投手（１９）がきょう２３日にプロ初昇格を果たす。
久保田の離脱で中継ぎ陣の頭数を増やし総力戦で臨むため、
首脳陣はリリーフ要員としての１軍昇格を決めた。

　高卒新人だった昨年はファームで１０試合に登板し１勝１敗。
１７回1/3を投げ防御率７・２７の成績だった。
転機は昨年の秋季安芸キャンプ。「ええ球を放っているのは玉置やな」。
ブルペンで投球を見守っていた岡田監督は１９歳の能力を高く評価していた。

　先発として育成が始まった今季は２軍のローテーション投手に成長。
ウエスタンでは登板した９試合中６試合に先発し、２勝２敗で防御率は５・２３（２２日現在）。
キレのある真っすぐと鋭いカーブを武器に３１回を投げ３０奪三振を記録している。

　この日は午前中から鳴尾浜球場でトレーニング。
まだ見ぬ甲子園のマウンドを想定し、牙を研いだ。
１軍では敗戦処理としてのスタートが濃厚でも、
スタミナの心配がないため、ロングリリーフでの起用も考えられる。

　現在ダーウィン、オクスプリングが選手登録抹消期間中のため、
助っ人２人が再登録されれば、代わって玉置が抹消される可能性は高い。
もちろん、手に入れた椅子をすぐに手放すつもりはない。

ソース：http://www.sponichi.co.jp/osaka/base/200606/23/base194497.html