昭和天皇が「米重視」の発言 米で公文書6点見つかる
http://www.asahi.com/politics/update/0601/004.html

 昭和天皇が占領終結後から70年代にかけて、日米の外交官や米軍幹部に米軍
の日本駐留継続を希望し、米国の日本への援助に謝意を表明するなどの発言をし
ていたことを示す米公文書が、米国で相次いで見つかった。53年から72年の
計6点で、象徴天皇制下での天皇と政治とのかかわりを探る手がかりになりそうだ。
略)
 72年3月2日付と推定される駐日米国大使館発米国務長官あて電報では、
ニクソン米大統領の訪中直後の同日、アーミン・マイヤー駐日米国大使と会見
した天皇は、同大使の「米中接近と世界の緊張緩和にもかかわらず、米政府は
アジアの平和にとって日米関係ほど重要なものはないと考えている」との発言に
「目に見えて感動し、感謝の意を表した」という。 
 文書を発見した吉次助教授は「天皇が冷戦下で一貫して日米安保条約や米軍の
日本駐留を極めて重視していた点が重要だ。ただし実際に天皇が外交に与えた
影響や、天皇の考えや行動の時代による変化などを詳しく検証するには、日米
両政府、とくに日本側のさらなる史料公開が必要だ」と話している。

サヨがこの件でも騒ぎそうな気がする。