世田谷の一家殺害、韓国人犯行説消える
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 東京都世田谷区で2000年暮れ、会社員の宮沢みきおさん(当時44歳)一家
4人が殺害された強盗殺人事件で、警視庁成城署特捜本部が、犯行は韓国人に
よるものではないと断定し、犯人像を「事件当時、京王線沿線で生活していた若者」
と絞り込んだことが、31日分かった。発生から4年7か月が経過し、捜査は大きな
転換点を迎えた。

 また犯人が現場に残したものと同じトレーナーのうち、都内販売分は10枚で、
うち9枚分の購入者が特定されていないことも判明。特捜本部は1日、都内でこの
トレーナーを販売した4店の場所を初めて公開し、購入者の割り出しを急ぐ。

 この事件では、宮沢さん方に残されていた足跡から、犯人がはいていたのは
韓国製テニスシューズ「スラセンジャー」で、サイズは28センチだったことが
わかっている。このサイズの同製品は、国内では販売されていなかったことから、
特捜本部は当初、韓国人による犯行の可能性も視野に入れて捜査を進めてきた。

 しかしその後、現場に残された犯人の生体情報などの捜査資料をもとに、韓国
警察当局と情報交換を進めた結果、特捜本部は最近になって、「韓国で生まれ
育った人物の犯行ではない」ことを確認した。

(続きは>>2くらい)

ソース:読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20050801it01.htm