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【宇宙】探査機「はやぶさ」はゆく!川口博士インタビュー

2 :CTRONφ ★:2005/12/19(月) 10:25:47 ID:???
 −まず、はやぶさの計画は、どのようにして形作られたのか、教えてください。
 「1960年代のアメリカの惑星探査が原点。惑星探査機としては、
手近な金星、火星などの脇をすり抜けるとか、
ボイジャーの木星、土星のフライバイなどがこれに続いた。
日本の惑星探査は、アメリカから約25年遅れて、1985年のハレー彗星に向けた
「さきがけ」計画から始まった。火星、金星などのいわゆる惑星については、
米ソがすでに進めていたのだが、彗星や小惑星などの小天体については、
いわば未踏峰だった」
 
 「他と同じことをしても仕方がないと、日本は1980年から小惑星とのランデブーを計画し、
87年には化学エンジンでランデブーする計画を立てたが、当時の技術では、
ほとんどが燃料だけのロケットになってしまわざるをえず、成立するはずもなかった」

 「そこで90年頃から、次の10年を見通した議論があり、NASA(アメリカ航空宇宙局)とも
研究会で構想について話し合いを持った。この過程で、日本が提案した
小惑星へのランデブー探査計画はNASAが先取りし、『NEAR 計画』として、
アメリカが実行することになった。このほか、彗星からチリを採取する構想も、
NASA が『スターダスト計画』として実施することとなり、このとき打ち上げられた
アメリカの探査機は、来年(2006年)1月に地球に戻ってくるはずだ」

 「日本のアイディアは、アメリカに先行されてしまったが、
化学エンジンではなく、電気で高速のイオンを噴射して推進させる
『イオンエンジ』を使うアイディアが、日本には80年年代からすでにあった。
93年に『はやぶさ計画』の原案ができ、95年に宇宙委員会に提案することになった。
いま思えば、その時よくこの計画が通ったというか、理解してもらったものだと思う」

 「(計画の)背景の予算を見てみると、日本の宇宙開発予算は
NASAの十分の一といわれるが、航空宇宙の軍事予算をのぞいても、
NASAの予算は年間約2兆円。航空宇宙産業がアメリカの目玉産業であり、
日本とは桁違いになるのはやむを得ないかもしれない。
アメリカではほとんどの大学に航空宇宙学部あるが、日本ではいくつかの大学にしかない」

 「その中で、小惑星からサンプルを持ち帰る『サンプルリターン計画』が認められたのは、
その先進性と、独自性からだったろう」

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